2017年12月31日

年間雨水利用量の報告

今年の1月から12月までの雨水利用量は0.0618㎥でした。
昨年同様これをCO換算してみましょう。
まず、浄水場の消費電力量を算出します。
雨水利用の取り組みでも述べた係数0.40kWh/㎥を雨水利用量にかけます。この係数は浄水場で1㎥の上水を製造するのに要する消費電力量です。
 0.0618㎥×0.40kWh/㎥=24.7kWh
となります。この分が削減された消費電力量です。
次に、削減された消費電力量に相当するCOを算出します。
これは、削減された消費電力量に実排出係数という数値をかけて出します。実排出係数は、平成29年12月21日環境省・経済産業省公表値では、中部電力㈱では0.000518t-CO2/kWhとあります。これは1kWhの電力量を生産するのに0.000518tのCOが排出されたということです。
 24.7kWh×0.0005180.000518t-CO2/kWh=0.0128t-CO2
となります。つまり、0.0128t=12.8kg分のCOが削減できたということです。

以上で、今年最後の記事とします。良いお年をお迎えください。  

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2017年11月30日

家庭菜園活動

今月28日に庭で育てていたサツマイモを収穫しました。イモから発芽した芽を水栽培で冬越しして5月ごろに植え付けを行いました。大きくなると広がるのであんどん仕立てにしました。


根元から2,3cm程のところで地上部を切断しました。


撤去した地上部は茎を下処理して炒めものなどに出来るようなので出来れば有効利用したいと思います。また、葉の部分は堆肥にするなど無駄なく使いたいですね。


掘っていくと4つのイモが見えてきました。大きいもので10cmほどの太さがありました。初めてのサツマイモの収穫は感動しました。意外とそれなりのものがとれることが分かりました。
  

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2017年11月30日

卵殻粉肥料について

今年も卵殻粉末を作りました。11月5日に計量したところ今回は6,635gありました。前回より多く出来ました。


前回は土に直接まいて土と軽くなじませていたのですが、土が硬くなりました。
今回は堆肥と混ぜて2,3日寝かしてから2日ほど乾燥させたものを11月上旬に土に混ぜました。  

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2017年05月31日

家庭菜園について

今回は、家庭菜園について取り上げたいと思います。
その良さに関し、いくつか挙げますと、先ず環境的側面として、野菜などの作物による緑化でヒートアイランド現象の低減があります。又、健康面としては新鮮な野菜などが摂取できること、植物を育てることで得られる精神衛生上の効果があります。  

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2017年04月30日

清掃活動について2

前回、清掃活動について紹介しましたが、今回は雑草などのゴミをどうするかについてです。
雑草は捨てずに有機肥料にしましょう。肥料化、或いは、堆肥化と言うこともありますが、こうした処理によりCO2  

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2017年03月31日

清掃活動について

今回は、清掃活動について取り上げたいと思います。
準備するものは、ゴミ  

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2017年01月31日

環境活動の意義について

環境問題が叫ばれて久しいが、そもそも何故環境破壊が問題なのか、私の思いを伝えたいと思います。
私は、生活環境において自然に親しむ機会が減ることが問題だと思います。もちろん、気候変動による自然災害もありますが  

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2016年12月31日

卵殻分肥料について

今年も卵殻粉肥料を作りました。昨年11月から今年12月頃までに溜めた卵殻を粉砕しました。
肥料はパウダー状です(写真)。パウダー状になるまで粉砕するのは昨年からで、昨年は3kgほどでしたが今年は4,810g出来ました。
  

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2016年12月31日

年間雨水利用量の報告

今年の1月から12月までの雨水利用量は㎥でした。昨年同様これをCO2換算すると となりました。
これは昨年の より 結果となりました。  

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2015年12月31日

年間雨水利用量の報告

今年の1月から12月までの雨水使用量とそれによるCO削減量を報告します。
まず、雨水使用量は㎥でこの分が節水量ということになります、これに雨水利用の取り組みで述べた係数をかけると
㎥×0.4kWh/㎥=kWhの浄水場の消費電力量を削減できたことになります。
また、電力各社で毎年電力量当たりのCO2排出量が公表されており、例えば中部電力では平成27年11月30日公表された数値として0.000497t-CO2/kWhとなっているので、これをかけると、
kWh×0.000497t-CO2/kWh=t=kgのCO2が削減できたことになります。  

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2015年11月30日

廃棄物再資源化の取り組み-コーヒーかすの肥料化-

今回は、コーヒーかすを固めて肥料にする取り組みを紹介します。
今回の手順としては、コーヒーかすに液体を練り混ぜて、加圧乾燥させて固めるといった流れで行います。
液体として今回は、米のりのデンプン溶液を使います。
[準備するもの;原料調合]
 コーヒーかす、米のり、水、容器、卵パック、計量カップ10cc 2本、割り箸 2本

  

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2015年10月31日

廃棄物再資源化の取り組み-卵殻の肥料化2-

以前、卵殻の肥料化について紹介しましたが、今回は処理を簡略化したやり方を紹介します。
以前は、殻の薄皮を綺麗に削り取ってから粉砕を行いました。これが、相当な時間、手間がるうえ、削り取る過程で原料である殻のロスもあり、非常に非効率的でした。今回は、薄皮がついたまま粉砕する方法を試してみました。
すると、薄皮が粉砕の邪魔になることもなく、さほど手間無く薄皮と殻の粉末を分離できることが確認できました。
粉砕方法は、前回とほぼ同様です。
写真は、今年3月から10月までにためた卵殻です。
  

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2015年09月30日

雨水利用の取り組み2

今回は、雨水貯水方法の新たな方法について紹介します。
前回、雨水利用の取り組みではペットボトルでの貯水を紹介しましたが、今回は雨水配管から雨水を取水する方法です。
しかも、従来からある雨水配管に穴をあけるといったことがなく、配管を傷つけないで済む、工具もいらない方法です。

準備する材料;傘袋、ホース、ビニール紐2本(1~1.5m程度と50cm程度)、ハサミ(写真)。

まず、雨水配管の出口に傘袋の一端を被せます(写真)。傘袋は配管とジャストサイズで作業は少々難しいところがありますが、このジャスト感が袋のしわを最小限にし水漏れを防ぐことになります。

次に、長いほうのビニール紐で傘袋を被せた配管を何重にも締めつけながら巻きつけていきます。巻きつけるとき初めに一回縛って一端を10cm位残して縛った個所の上から巻きつけていき紐が残り10cm程度になったら初めの紐の一端と結んで3回程度かた結びします(写真)。

傘袋のもう一端を配管出口から10~15cm程度のところで切り、ホースを通します(写真1、2)。

ホースを通した側も短いビニール紐で配管同様にかたく巻きつけていきます(写真)。

  

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2015年06月22日

廃棄物再資源化の取り組み-卵殻の肥料化-

卵殻の肥料化に取り組んでいます。
昨年3月~今年2月ごろまで卵殻をためてきました。



  

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2015年04月22日

廃棄物再資源化の取り組み-植物廃材の有機肥料化-

新年度が始まり3週間が経ちましたね。今年度も宜しくお願いします。
今回は廃棄物の再資源化について紹介します。
4年ほど前から自家製有機肥料作りに取り組んでいます。
原料は庭木や草花の剪定くずや雑草です。
最初の年は殆ど肥料として形になっていませんでしたが、改良を重ね前回やっと量的にも性状的にも肥料らしいものができました。
そして今回もそれなりの肥料ができました。今回は初めて計量し、1,640gでした。量的にはおそらく前回より多くできたと思います。

  

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2015年03月22日

雨水利用の取り組み

CO2、消費電力量の削減において今回は雨水利用による節水という視点で述べたいと思います。
まず、水とCO2の関係についてですが、我々が普段使っている水道水は浄水場で製造されポンプで圧送されてきます。
では、浄水場において水道水1㎥を作るのにどれだけの電力が使われるのでしょうか。
一般に、浄水場における電力消費量は全国平均でおよそ0.40kWh/㎥といわれています。これを浄水場における電力原単位といいます。
一方、その電力を発電する際、発電所でタービンを稼働させるのに燃料を消費します。この際の燃料の燃焼でCO2発生ということになりますが、そのCO2排出量は排出係数として電力各社により毎年度公表されております。
つまり、水道水を消費することは浄水場での電力原単位×電力会社での排出係数で算出されるCO2を間接的に排出していることになります。
さて、ここからが本題ですが雨水を利用することはその分の水道水の節水ということであり、それによりCOが削減されたということになります。
では、実際雨水をどのように溜めるかということになりますが、今回はペットボトルに直接ためるための器具の作り方を紹介します。
ペットボトルで貯める方式(写真)
  

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