2016年11月30日

供給電力の発電効率と受電設備による総合熱効率の改善

今回は、日々の供給される電力を作るのにどれだけのエネルギーが消費されるか、そして、利用者側の設備によってその効率は、どう変わるのか考えてみます。  

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2016年10月31日

地球温暖化の環境影響とその対策について

今回は、地球温暖化による環境影響について列挙し、その対策として省エネルギー以外の考えられる方法を挙げてみます。
そして、それらの問題点から省エネルギーが最も現実的対策であることを考えてみたいと思います。  

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2016年09月30日

エネルギー情勢・政策について

今回は、省エネルギーの必要性について、エネルギー需給の観点から見ていこうと思います。
そこでまず、近年の世界のエネルギー情勢、次に日本のエネルギー情勢をざっと述べてみます。

・世界のエネルギー情勢
  石油危機(1973年)以降33年間の世界の一次エネルギー消費の推移・・・50%→36%

  しかし、依然として最大のエネルギー源

・日本のエネルギー情勢
石油危機以降34年間の我が国のエネルギー消費に占める石油依存度・・・77%→48%

  しかし、我が国の石油を含む各種エネルギー全体の消費に占める輸入依存度は82%

   ⇒他の先進国と比べエネルギー供給体質は脆弱  

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2016年08月31日

アルミ缶冷却器の運用試験

前回紹介したアルミ缶冷却器は実際に運用すると安定した性能が得にくいことが分かった。
理由としては、水がしみ出る封止部の湿り具合が缶によってまちまちで、一番上の缶から滴下した水が途中の缶を経て、下の受け皿である缶まで流れ落ちる状態になりにくい、又はそうした状態になるまでに時間がかかることが判明しました。
なので、滴下、蒸発の仕組みの改良が今後の研究課題ということです。  

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2016年07月31日

アルミ缶冷却器の製作2

昨年紹介したアルミ缶冷却器を今後実際に使って、その効果や冷却用の水の蒸発量を検証してみようと思います。
昨年製作した冷却器本体の支持部の写真を載せておきます。支持部の材料は何でもいいのですが今回は、食品容器の廃材を使って製作しました。

本体をセットした様子も掲載しておきます。写真が正面です、この面に扇風機で送風した空気が当たることでアルミ缶の封止部から少しずつ漏れる水が蒸発し、その際に空気の熱を奪って、冷却された空気と蒸発した水分が冷却器を通過して冷気を送ることになります。
  

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2016年06月28日

エクセルギーについて

前回のエネルギーの種類と変換に関連して、エクセルギー(有効エネルギー)という概念を紹介します。  

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2016年05月31日

エネルギーの概念および種類について

今回は、エネルギーとは何か、その種類と各種エネルギーの変換における性質などを述べたいと思います。  

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2016年04月30日

省エネ法について

これまで、原油換算量やCO2、原単位など省エネ法に絡む内容について紹介してきましたが、今回改めて省エネ法についてみていきたいと思います。
まず、省エネ法とは、正式には「エネルギー使用の合理化に関する法律」といいます。
  

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2016年03月28日

省エネ技術解説5;原単位について

今回は、原単位について解説します。  

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2016年02月28日

省エネ技術解説4;エネルギー起源CO2排出量の算定について

事業活動の環境負荷や省エネ改善の評価として一般的に用いられるのがCO2排出量あるいはそれに関連した量です。
今回は、そのエネルギー起源CO2(二酸化炭素)の算定方法について解説します。
エネルギー起源CO2とは、エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法、以下同じ)で規定するエネルギーの消費において発生したCO2のことです。
では、省エネ法で規定するエネルギーとは何かということですが、法律 第1章 総則 第2条 定義より抜粋すると
燃料並びに熱(燃料を熱源とする熱に代えて使用される熱であって政令で定めるものを除く。以下同じ。)及び電気(燃料を熱源とする熱を変換して得られる動力を変換して得られる電気に代えて使用される電気であって政令で定めるものを除く。以下同じ。)をいう。
とあります。
更に、細かな規定で、
法律施行令 第1条第1項 政令で定める熱:
燃料を熱源とする熱に代えて使用される熱のみを発生させる設備から発生する熱で
 一 当該熱を発生させた者が自ら使用するものであること。
 二 当該熱のみを供給する者から当該熱の供給を受けた者が使用するものであること。
のいずれかに該当するものであること。

とあります。
つまり、一は具体的に言うと燃料を燃焼させて自社の生産工程で製品を製造する際の加熱に使った場合や自社ビルの暖房に使った場合などがこれに該当します。
法律施行令 第1条第2項 政令で定める電気:
 一  

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2016年01月28日

省エネ技術解説3;省エネ法における原油換算量について

今回は、省エネ法に規定されている原油換算量とその算定方法について解説します。
省エネ法ではエネルギー消費量を原油換算し、その量に応じて事業者は特定事業者、指定事業者、指定なしに分けられます。
具体的には  

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2015年12月31日

年間雨水利用量の報告

今年の1月から12月までの雨水使用量とそれによるCO削減量を報告します。
まず、雨水使用量は㎥でこの分が節水量ということになります、これに雨水利用の取り組みで述べた係数をかけると
㎥×0.4kWh/㎥=kWhの浄水場の消費電力量を削減できたことになります。
また、電力各社で毎年電力量当たりのCO2排出量が公表されており、例えば中部電力では平成27年11月30日公表された数値として0.000497t-CO2/kWhとなっているので、これをかけると、
kWh×0.000497t-CO2/kWh=t=kgのCO2が削減できたことになります。  

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2015年11月30日

廃棄物再資源化の取り組み-コーヒーかすの肥料化-

今回は、コーヒーかすを固めて肥料にする取り組みを紹介します。
今回の手順としては、コーヒーかすに液体を練り混ぜて、加圧乾燥させて固めるといった流れで行います。
液体として今回は、米のりのデンプン溶液を使います。
[準備するもの;原料調合]
 コーヒーかす、米のり、水、容器、卵パック、計量カップ10cc 2本、割り箸 2本

  

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2015年10月31日

廃棄物再資源化の取り組み-卵殻の肥料化2-

以前、卵殻の肥料化について紹介しましたが、今回は処理を簡略化したやり方を紹介します。
以前は、殻の薄皮を綺麗に削り取ってから粉砕を行いました。これが、相当な時間、手間がるうえ、削り取る過程で原料である殻のロスもあり、非常に非効率的でした。今回は、薄皮がついたまま粉砕する方法を試してみました。
すると、薄皮が粉砕の邪魔になることもなく、さほど手間無く薄皮と殻の粉末を分離できることが確認できました。
粉砕方法は、前回とほぼ同様です。
写真は、今年3月から10月までにためた卵殻です。
  

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2015年09月30日

雨水利用の取り組み2

今回は、雨水貯水方法の新たな方法について紹介します。
前回、雨水利用の取り組みではペットボトルでの貯水を紹介しましたが、今回は雨水配管から雨水を取水する方法です。
しかも、従来からある雨水配管に穴をあけるといったことがなく、配管を傷つけないで済む、工具もいらない方法です。

準備する材料;傘袋、ホース、ビニール紐2本(1~1.5m程度と50cm程度)、ハサミ(写真)。

まず、雨水配管の出口に傘袋の一端を被せます(写真)。傘袋は配管とジャストサイズで作業は少々難しいところがありますが、このジャスト感が袋のしわを最小限にし水漏れを防ぐことになります。

次に、長いほうのビニール紐で傘袋を被せた配管を何重にも締めつけながら巻きつけていきます。巻きつけるとき初めに一回縛って一端を10cm位残して縛った個所の上から巻きつけていき紐が残り10cm程度になったら初めの紐の一端と結んで3回程度かた結びします(写真)。

傘袋のもう一端を配管出口から10~15cm程度のところで切り、ホースを通します(写真1、2)。

ホースを通した側も短いビニール紐で配管同様にかたく巻きつけていきます(写真)。

  

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2015年08月31日

今月の活動

今月は、庭木の剪定くずの有機肥料化の作業やアルミ缶冷却器の本体支持部の設計製作に取り組みました。
特に、アルミ缶冷却器の本体指示部の製作では空き容器廃材を利用したのでなかなか大変でしたが、なんとか完成することができました。  

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2015年07月22日

アルミ缶冷却器の製作

今回は、空き缶を使った冷却器について説明します。
本体の構造はいたって簡単で、小穴を開けてそこを紙とセロハンテープで塞いだアルミ缶を割り箸を挟んで積んだつくりになっています。

本体

部分拡大図

穴を紙で塞いだ部分の様子、使用によりテープが徐々にふやけてくるので製作の段階でしっかりアルミ缶の表面に密着させます。  

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2015年06月22日

廃棄物再資源化の取り組み-卵殻の肥料化-

卵殻の肥料化に取り組んでいます。
昨年3月~今年2月ごろまで卵殻をためてきました。



  

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2015年05月31日

今後について

今月は、過去の記事の更新をするつもりでしたが、来月にします。
また、今後も新しい内容を掲載していきますのでよろしくお願いいたします。  

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2015年04月22日

廃棄物再資源化の取り組み-植物廃材の有機肥料化-

新年度が始まり3週間が経ちましたね。今年度も宜しくお願いします。
今回は廃棄物の再資源化について紹介します。
4年ほど前から自家製有機肥料作りに取り組んでいます。
原料は庭木や草花の剪定くずや雑草です。
最初の年は殆ど肥料として形になっていませんでしたが、改良を重ね前回やっと量的にも性状的にも肥料らしいものができました。
そして今回もそれなりの肥料ができました。今回は初めて計量し、1,640gでした。量的にはおそらく前回より多くできたと思います。

  

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